国際医療福祉大学 医療福祉学研究科 特定行為看護師養成分野:診療看護師養成大学院紹介

国際医療福祉大学大学院 特定行為看護師養成分野 診療看護師養成大学院大学院
国際医療福祉大学大学院 特定行為看護師養成分野 診療看護師養成大学院
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今回はNPを養成している国際医療福祉大学院ついて説明する。現在は特定行為看護師養成分野だが、以前はナースプラクティショナー養成コースだったようだ。
※ここでは管理人の独断と偏見、古い情報や間違いがあるかもしれないため、本気で受験を考えている人は大学院に事前に問い合わせして詳しく調査する事を強く推奨する。

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学校概要

医療福祉専門職の養成とその地位向上をめざし、「日本初の医療福祉を専門とする総合大学」として、1995年(平成7年)に設立された。本部のある栃木県を始め、東京都、静岡県に合計4つの病院がある。2020年には千葉県成田市に600床規模の国際的な附属病院の開設が予定されている。
卒業生(国家試験合格者)は社会福祉協議会や医療機関、社会福祉施設などの社会福祉・医療分野や、行政や企業等の分野に就職している。
福岡県にもキャンパスがあるが、これはもともと今の大川市にあった眼科の医院が元になって総合病院(医療法人社団高邦会)となり、同法人が大学設置の母体となったことによる[1]。このため、この大学と福岡にある高木学園(この大学同様、高邦会が母体)、複数の医療・社会福祉法人などとともに「国際医療福祉大学・高邦会グループ」を構成する。
千葉県成田市は「医科系大学及び成田国際空港を核とした医療産業集積構想」を策定しており、国家戦略特区構想による医療学園都市構想を提案している[2]。この構想の一部として、医学部の設置を検討している(学内に「国際医療福祉大学医学部設置準備委員会」を設立している)[3]。これは近年の医師不足を背景に、日本の私立大学の医学部で最も低い授業料をめざしたものである。成田キャンパスは成田看護学部・成田保健医療学部の2学部で京成本線公津の杜駅前に2016年4月開校、さらに2017年4月には医学部が新設された。
上記がWikipediaの説明である。
大学院は東京赤坂キャンパスで開講する様である。医学部新設など、ここの大学自体の勢いもかなりあり、また周麻酔看護師(PAN)も養成しているのも個人的には魅力的に感じる。またここは2年目は休職が必要だが、働きながら通えるのも魅力だと感じる。

受験スケジュール

出願資格

通算5年以上の臨床経験を持つ看護師。(ただし就学にあたり職場との調整ができ、2年次の臨床実習中は休職することが前提となる。なお専門学校卒の方も出願可能)
選考方法:上記の条件を満たす者に対して書類審査、筆記試験、小論文および面接試験(ただし応募前に分野担当教員と事前面談が必要)

定員

20名
プライマリ領域とクリティカル領域どちらも学べるのが強み。
(NP試験はプライマリかクリティカルどちらかを選択するようである)

試験

2017年は10月28日に試験

時間
1時限目 13:00~14:00(60分)小論文試験: 1200字以内、分野に関する専門的なテーマから出題する。
2時限目 14:10~15:10(60分)専門科目試験:分野に関する専門科目試験。
3時限目 15:30~        個人面接

ここは専門科目試験に加え小論文もあるため、論理的に自分の主張を記述出来るトレーニングも必要と思われる。

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学費

2年間で2,500,000
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奨学金

【奨学金】
さまざまな奨学金制度がありますが、奨学金を必要とする大学院生の多くが、日本学生支援機構奨学金を利用しています。その他、自治体や財団の奨学金もありますが、採用にあたり学内選考を行うほか、奨学金を拠出する自治体、財団での選考があります。また各奨学金によって採用条件も異なり、募集が行われないこともあります。
原則、入学後に申請・審査・決定となるため入学前には貸与できません。入学手続時に必要な学生納付金に充当することはできませんので注意してください。
合格者には、合格通知書とともに「奨学金について」の案内文書をお送りしますので、その文書を確認の上、利用希望者は各自お申し込みください。奨学金の利用をご検討される方は、出願時にお問い合わせいただいても結構です。
と募集要項に記載あり。募集要項を見る限りでは一般的な返済型の奨学金しか見当たらない、しかし問い合わせれば給付型奨学金もあるかもしれない。

教育内容

資料3

看護学の臨床を基礎に、問診や身体診察などフィジカルアセスメントにより病態生理を考えた臨床推論を行い、研修医レベルの疾患管理が可能となるよう臨床医学の知識を学びます。さらに医学教育用高機能シミュレーションモデルやエコー機器などを積極的に取り入れた演習や、模擬患者様に対してのOSCE(客観的臨床能力試験)によって技能の確認を行っていきます。
必要な検査や投薬内容の検討ができるようになったのちには、別表の実習協力病院で医師・看護師をはじめとする関連スタッフと連携した臨床実習を行います。また全21区分38行為の特定行為の習得のみならず、専門性に偏らない高度な臨床知識・技能を持つ人材に育成するため、実習で経験した症例を中心に修士学位論文をまとめます。なお本分野は社会人入学制度を採用し、臨床実習期間以外は主に木曜、金曜、土曜に開講しているため、週前半は職場で勤務をすることが可能です。

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働きながら就学するためには職場における勤務調整ができ、2年次の臨床実習の期間中は休職することが前提となる。また、国際医療福祉大学関連病院および本学が厚生労働省に申請した協力病院で実習を行うことが入学の条件となるが、現勤務先等で実習を希望する場合は、事前相談時に、分野担当指導教員と入学後の状況についてよく話し合うこと。ここは実習先を自分で決める事が出来る。つまり自分の職場で実習する事も可能。これについては賛否ある所だけれど選択枝の幅は広い方が良いのかなと管理人は思う。

長期履修制度

長期履修制度はあるようだ。学校に事前に確認することを推奨する。

卒業要件

30単位以上修得し、必要な研究指導を受け、特定の課題についての研究の成果の審査及び最終試験に合格しなければならない。
※NP認定資格試験をめざす者は、さらに12科目31単位を履修する。
つまりNPになるには約60単位は履修する必要があるようだ。
働きながら通うとなると金銭的には楽だが、かなりハードな様子であり、留年した人の噂も聞く。質の維持という面でも手を抜かず大事にしている印象。また研究論文に関しては症例検討がメインらしく一般的な看護系の論文は書かない様子。しっかり研究したい人にはデメリットになるかもしれないが、働きながら通うため研究活動は削らないといけないのだろう。またこの傾向は全日制じゃない診療看護師養成大学院に見られる。研究に関する教育もしっかりあるが、一本しっかり論文を書き上げたい人はやはり全日制が良いのかなと個人的には考える。その分、現場に出てから補えばいい分野でもあるので個人の考え方次第だとは思う。しかし教育レベルは高いのでおすすめする。学費が高いのが難点だと考える。

国際医療福祉大学 特定行為看護師養成分野 ホームページ パンフレット

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