診療看護師の大学院は増えつつあるが、増えた大学院では英語の問題を課す院が多くなってきている。当然であるが、医療は英語が主流であり今後もその傾向は続くであろう。
あと、まともな大学院であれば英語論文も当然読まされるので今後の学業やキャリアにおいても必須となってくる。
ちなみにこれから説明する内容は管理人の考えなのであんまり当てにはならない(免責次項)
では、実際どんな対策が良いのかについて解説しよう。
NP養成大学院での英語問題対策
英単語は覚えておいた方が断然良いが、結構大学院試験では辞書持ち込み可なのでなんとかなる。
また基本的にはTOEFLに準じた対策が良いだろう。
TOEFLとは英語圏の大学へ留学・研究を希望する者を主な対象とした英語能力を測定するテストであり、英語による高等教育に適う能力の判定が目的である。wiki
また最近ではIELTSも良いかもしれない
IELTSは、米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定するテストである。
海外の留学者向けにされるアカデミック要素の入った英語能力テストなので大学院の英語試験と親和性が高いと考えられるからである。
富山大学の診療看護師養成大学院は令和6年以降はTOEFLまたはTOEICの試験に完全移行予定である。この傾向は他の大学院でも見られるかもしれない。逆に言えばTOEFLやTOEICは沢山の対策やノウハウがすでにあるので安心かもしれないが、結構内容はハードだ。ちなみに管理人のおすすめ断然TOEFLだ。今後も役に立つからだ。
英単語のおすすめ本
管理人が勉強で使ったのは
シンプルな英単語帳でCDでも聞けるのでリスニングプラス、通勤時にも聞いていた。今でもたまに見返したりします。
医療系の英単語では
これらは買っておいて損はしないだろう。
このシリーズも分かりやすくて医学用語の英単語を学ぶことができる
文法のおすすめの本
文法の理解は英語の読解において必須だろう。単語だけでは英文の理解は不十分になるため文法も同時に学ぶ必要がある。
分かりやすく簡単に教えてくれる文法の本である。すらすら頭に入ってくる感じが良い
こちらもとにかく分かりやすい。一から文法を学びなおしたい人におすすめである。
大学受験でも有名な文法書。簡単な問題もある。これをこなせれば文法はかなり良い感じだろう
長文読解のおすすめ本
長文読解問題には
二通りある。
一つ目は時事ネタや一般的な文献や情報から出題される問題だ
これらはTOEFL系のテキストや大学の過去問があればその傾向をみて対策を立てれば良い。
段階を踏んで学べる読解問題集になる。
また、医療看護系という専門領域に対応した問題も解く必要がある
これらはおすすめ出来る。
英語論文を読んでみよう!その方法
診療看護師の大学院試験は英語論文が出る可能性がある。
何のために英語を学ぶか?というと海外の医療情報を入手するためだ。信頼性の高い情報は英語論文しかないので、必然的に英語論文は読むはめになる。abstractくらいは問題に出る可能性がある。
そこで論文のabstract読みの実践をおすすめする。
Pubmedに無料の英語教材が無限に存在するので使用をおすすめする。
※Pubmedとは世界約70カ国、約5,000誌以上の文献を検索できる医学・生物学文献データベースです。インターネット上において随時無料で利用できます。参考URL
まずここにアクセスする→Pubmed
すると以下のような検索画面サイトが出るだろう
そこで、nurse practitionerやnursingなど気になる医療系英単語を入力する。
以下のような画面がでる
出てきたタイトルをクリックするとabstractが大体出てくる。※ない場合もあります。その時は飛ばそう
これを日本語に翻訳してみるのである。
これをワードかテキストエディタにコピペして日本語訳にする。
大体Abstract→Background→Method→Results→Conclusionと言う構成が殆どである。
翻訳してもらえばわかるだろうが背景、方法、結果、結論の順で簡単に研究結果が書いてある。
これがアブストラクト(要約)である。日本語の論文を見たことがあればわかると思えばほとんど同じ形式である。
初めは統計的なこととか研究デザインとかはそこまでわからなくても良いと思われる。
とりあえず読んでみよう。
どんなことを明らかにして、対象は誰でどんな方法を行い、結果はどうであったか。結論は何か?がざっと分かれば良いと思われる。
研究について詳しく知りたいならば、こちらの本を読むことをおすすめする。※初学者向けです
これを日本語の翻訳してみる。
翻訳語にコピペした文章をグーグル翻訳とDeeple翻訳に翻訳させる。
どちらも巷で有名なAI翻訳で翻訳性能もそこそこ高い。二つ翻訳かけることで翻訳精度がかなり上がる。
たまに変な言い回しあるけど。そういうときは単語や文法から前後関係から妥当な内容を推察するしかない。また英辞郎 on the WEB Pro とか医療単語に強いので重宝している。
これで大体上手く翻訳できているかわかるだろう。
後はこれを繰り返すだけである。
管理人も週一は必ず英語論文に目を通しています。
ここまで見ている方は、NP目指すくらいで好奇心旺盛そうなので、やってみると結構面白いですよ。
まだ日本では誰も知らない情報とかガチで載っていますからね。
手っ取り早く英語力を上げるなら
これまで見てきて分かったと思うが英語は根気が必要です。またすぐに上がるものでもない。
継続的な勉強が必要である。しかし、そういうのも苦手な人もいるだろう。
管理人的にはおすすめは出来ないけれど、、、
手っ取り早く英語力を上げるなら教えてくれる人を探すことです。
しかも、お金を払うことで、逃げにくい環境もといプレッシャーを与え英語力を上げる方法です。荒療治だけど結構効果あったりするんですよね。もったいないからね
というわけで、IELTS 対策 バークレーハウス といった留学・大学院に特化した英語学校に通うのも手である。高いけど最強クラスの時短になるでしょう。ここはオンライン授業も扱っているみたいで自宅にいても出来るようである。
また、24時間いつでもどこでも学べて、IELTS/TOEFL等の試験にも対応しているネイティブにサクッと学べる。【Cambly(キャンブリー)】 も良いだろう。
リスニングも学べるし実践的だよね。まさに生きた英語が学べる系。
これやっている人いて続けやすいし、おすすめだ。
英語を習得すると世界が広がるのでおすすめである。何かの参考になれば幸いです。