日本看護協会

診療看護師・特定看護師

米国のナースプラクティショナーについて【歴史とエビデンスとロビー活動】

昨今ナースプラクティショナー(Nurse practitioner:以下NP)なる単語は看護業界に浸透しつつあると思っている。それも看護協会がナースプラクティショナー制度について動いていることが大きいだろう。しかし看護協会のサイトも含め海外やアメリカのナースプラクティショナー(NP)に関する”まともな”情報は少ないように感じる。(引用先の出典がないものがほとんどで真偽が良くわからない) 今回は米国のナースプラクティショナー(NP)について出典を提示しながら出来るだけ詳細に記述行きたいと思う。
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診療看護師とは?【2020年に定義が変更】

診療看護師(NP)とは「本協議会が認める NP 教育課程を修了し、本協議会が実施する NP 資格認定試験に合格した者で、患者の QOL 向上のために医師や多職種と連携・協働し、倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療を行うことができる看護師」である。実は2020年にNP協議会によってこの定義に変更されていた。詳しく解説する
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日本看護系大学協議会(JANPU)ナースプラクティショナー誕生の経緯とNP協議会との対立

国内にはナースプラクティショナーを名乗る組織が二つあります。日本看護系大学協議会(JANPU)と日本NP協議会です。結論から言うとJANPUとNP協議会仲が悪いです。これは看護系大学院教育に関わるトップ達の責任です。