「とりあえず不穏になりそうだし、ナースステーションにあったオルゴールCD流しといたよ〜!」
集中治療室(ICU)やHCUで勤務していると、人工呼吸器のアラーム音やモニターのピピピピ音、シリンジポンプのけたたましい警告音に囲まれて、患者さんがどんどん不穏になっていく場面に遭遇すること、看護界隈なら誰でもめちゃくちゃ多くないですか?日勤でも夜勤でもアラーム対応だけでキャパいのに、患者さんが眉間にしわを寄せて管を引っ張ろうとしていると、見ているこっちまで胃がピキってきますよね。
良かれと思って病棟の引き出しに眠っていた「癒やしのオルゴール」や「ジブリのピアノ曲」をラジカセで枕元にセッティングした経験、私にもガチであります。「これで少しでも落ち着いて眠ってくれたら神…!」と祈りながらラウンドへ向かうものの、戻ってきたらアラームとオルゴールが不協和音を奏でるカオスな音空間が爆誕していて今これ、完全にやらかした気分になったりするんですよね。わかりみが深い。
ぶっちゃけオルゴール聴かせるだけで、本当に痛みや不安がマシになると思います?
点滴の痛み止めや鎮静薬の代わりになるくらい効くのか、気になりません?
これって🦐えび🦐あるの?集中治療の国際ガイドラインとメタ分析を見ていきましょう!
ICUで音楽を流すと患者の不安や痛みは本当に軽くなるのか?
簡単なまとめ: 成人ICU患者を対象としたメタ分析(Richard-Lalondeら 2020)によると、20〜30分の音楽介入で痛みのスコアが有意に低下(SMD: −0.66)し、10点満点の痛みスケールで平均1点以上軽減した。不安に関するメタ分析(Erbay Dalliら 2023)でも標準ケアと比べ不安が大幅に軽減した一方、耳栓などの遮音群とは差がつかず、ICU騒音の遮断効果も大きいことが示唆されている。また2026年のメタ分析(Wangら)ではせん妄リスクの半減(リスク比0.49)が報告されているが、国際ガイドライン(PADIS 2018)における推奨は処置時・非処置時の疼痛緩和に留まる。
出典: PADIS 2018、Richard-Lalondeら 2020、Erbay Dalliら 2023、Wangら 2026

音楽を聴くだけで本当に痛みが引くの?10分と20分で分かれた境界線
「音楽を聴くだけで創部やチューブの痛みが引くなんて、さすがに気のせいレベルじゃね?」と思っていませんか。
ところが、この疑問に対して厳密に切り込んだ大規模なメタ分析があるのだ。
カナダのマギル大学などの研究グループ(Richard-Lalondeら)が2020年に発表した論文では、成人ICU患者を対象とした18件のランダム化比較試験(RCT)、合計1,173人分のデータを網羅的に収集している (2)。そのうちメタ分析の統合基準を満たした10件・706人のデータを統合したところ、音楽を聴いた患者さんは通常のケアを受けた患者さんと比べて、痛みのスコアが有意に低下していたのだ(標準化平均差 SMD: −0.63)(2)。
ここで特に興味深いのが、音楽を流す「時間」によって結果がくっきり分かれたことだ。
研究チームが介入時間ごとにデータを分けて解析したところ、次のような差が現れていたのだ (2)。
- 10〜15分程度の短い介入 :痛みのスコアに有意な変化なし(SMD: 0.10、95%信頼区間 −0.07〜0.27)
- 20〜30分の音楽介入 :痛みが有意にしっかり減少(SMD: −0.66、95%信頼区間 −0.92〜−0.40)
ふーむ、10点満点の痛みスケール(NRSなど)に換算すると、比較対照を混ぜた解析で痛みが平均して 1.06点低下 し、通常ケア群との直接比較では平均 1.75点低下 していた計算になるのだ (2)。
Richard-Lalondeら 2020(成人ICU・音楽介入と痛み)。出典の数字を表に整理しました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 収集RCT | 18件・合計1,173人 |
| メタ分析統合 | 10件・706人、SMD −0.63(通常ケア比) |
| 10〜15分介入 | SMD 0.10(95%CI −0.07〜0.27)・有意変化なし |
| 20〜30分介入 | SMD −0.66(95%CI −0.92〜−0.40)・有意に減少 |
| 10点満点換算(混合解析) | 平均 −1.06点 |
| 10点満点換算(通常ケア直接比較) | 平均 −1.75点 |
うーむ、処置の合間にササッと5分だけ曲を流して「よし、音楽療法完了!」と片付けるのは厳しいけれど、20分以上ゆったり聴いてもらうと、現場でも実感できるレベルで痛みのスコアが動いてくるってコトですね。
もちろん、術後の強い傷の痛みが音楽だけで完全に消え去るわけではないのだ。だけど、、、痛み止めの点滴を使う前の土台作りや、体位変換などの処置に伴う苦痛を和らげる補助としてなら、数字的にもかなり健闘している印象を受けますよね。
ちなみに、ICUの環境整備やアラーム対応については 人工呼吸器やモニターのアラーム対応 の記事でも触れているけれど、音の刺激をどうマネジメントするかは重症患者さんのケアでめちゃくちゃ重要な視点なのだ。
不安や心拍数への効果はどうなの?耳栓と差がつかなかった意外な理由
痛みだけでなく、ICU特有の張り詰めた不安やバクバクする心拍数、鎮静状態にはどう作用するのかも気になりますよね。
トルコの研究チーム(Erbay Dalliら)が2023年に発表したメタ分析では、ICU患者の不安に対する音楽介入を検証した25件の研究を統合解析している (3)。
その結果、音楽介入を受けたグループは、標準ケアを受けたグループと比べて不安スコアが大きく改善していたのだ(SMD: −1.97、95%信頼区間 −2.67〜−1.27)(3)。さらに、1回きりの単発セッションよりも、日をまたいで複数回の音楽セッションを重ねた方が、不安を抑える効果がより高まることも示されたのだ (3)。
不安スコアがSMD −1.97も下がるって、数値としてはマジで特大の効果ですよね。
だけど、、、この研究には見逃せない面白い結果も含まれていたのだ。
なんと、耳栓などを使った「ノイズキャンセリング(遮音)群」と音楽群を比べた場合では、不安スコアに統計的な有意差がつかなかったのだ (3)。
遮音群と差がつかないってコトは、患者さんの不安が和らいだ理由の半分くらいは、音楽そのもののメロディに加えて「ICUのけたたましいアラーム音やスタッフの足音、話し声を物理的にシャットアウトできたこと」にあるわけだ。
Erbay Dalliら 2023(不安)/Golinoら 2023(人工呼吸器成人)。出典の数字を表に整理しました。
| 出典 | 項目 | 結果 |
|---|---|---|
| Erbay Dalli 2023 | 統合研究数 | 25件 |
| Erbay Dalli 2023 | 不安(標準ケア比) | SMD −1.97(95%CI −2.67〜−1.27) |
| Erbay Dalli 2023 | セッション回数 | 複数回 > 単回 |
| Erbay Dalli 2023 | 音楽群 vs 遮音群 | 不安スコアに有意差なし |
| Golino 2023 | 対象 | 人工呼吸器成人118人・30分受動的音楽療法 |
| Golino 2023 | アウトカム | RASS・CPOT・心拍数が標準ケア比で有意改善 |
言われてみれば、モニターが鳴り響く殺風景な部屋で突然目を覚ましたら、誰だってパニックになって心拍数も爆上がりしますよね。耳栓代わりに患者さんの好きな音楽で耳を塞いであげるだけでも、環境のストレスから脳を守る意味でガチで大きな防壁になってくれるのだ。
さらに、人工呼吸器をつけている重症患者さん118人を対象にした米国のRCT(Golinoら 2023)でも、心強いデータが報告されている (4)。30分間の受動的音楽療法を行ったところ、鎮静スケール(RASS)や重症患者用疼痛観察ツール(CPOT)のスコア、そして心拍数が、標準ケア群と比べて有意に落ち着いた状態へ改善したのだ (4)。
点滴の鎮静薬を安易に増量しなくても、音楽によって副交感神経が優位になり、身体の緊張がスッと抜けていく様子がバイタルやスケールに反映されているのは、ベッドサイドで受け持つナースにとってもめちゃくちゃありがたい話ですよね。
せん妄や人工呼吸器の期間は減るの?ガイドラインのシビアな推奨
さらに近年では、心理的なリラックスだけでなく、ICU管理の重要課題である「せん妄」や「退室までの日数」に踏み込んだ研究も進んでいるのだ。
2026年に発表された成人ICU患者1,552人(RCT 15件)を対象とするメタ分析(Wangら)では、音楽療法を取り入れたグループで、なんと せん妄の発生率が約半分に減少 していたのだ(リスク比 RR: 0.49、95%信頼区間 0.32〜0.76)(5)。さらに異質性を除いた感度分析では、ICUの滞在日数も平均で 約1.07日短縮 していたのだ (5)。
せん妄リスクが約半分になって退室も約1日早まる可能性があるなら、ICUで戦ううちらにとって「今すぐ導入したい神ケアきちゃー!」とテンションが上がりますよね。
Wangら 2026(せん妄・ICU在室)/PADIS 2018(推奨境界)。出典の数字を表に整理しました。
| 出典 | 項目 | 結果 |
|---|---|---|
| Wang 2026 | 統合対象 | RCT 15件・成人ICU 1,552人 |
| Wang 2026 | せん妄発生 | RR 0.49(95%CI 0.32〜0.76)≈約半減 |
| Wang 2026 | ICU滞在日数(感度分析) | 平均約 −1.07日 |
| PADIS 2018 | 処置時・非処置時の疼痛 | 条件付き推奨(エビデンスの質は低い) |
| PADIS 2018 | 不安目的 | 明確な推奨文なし |
| PADIS 2018 | 夜間睡眠導入目的 | 条件付き非推奨(質は非常に低い) |
だけど、、、ここで絶対に確認しておかなければならないのが、集中治療の国際的な指針であるPADISガイドライン(Devlinら 2018)のシビアな推奨文なのだ (1)。
米国集中治療医学会(SCCM)がまとめたPADISガイドラインでは、成人重症患者の処置時および非処置時の疼痛に対する非薬物療法として、音楽介入の実施を「条件付きで推奨(エビデンスの質は低い)」としている (1)。
ところが、不安を和らげる目的としての音楽介入については、明確な推奨文を設けていないのだ (1)。
さらに驚くべきことに、夜間の睡眠導入を目的にした音楽介入については、使用しないよう条件付きで記載 されているのだ(エビデンスの質は非常に低い)(1)。
「えっ、夜眠れない患者さんにオルゴール聴かせるの、ガイドラインでは非推奨なの!?」と驚きますよね。
うーむ、現場の感覚だと「夜眠れないなら音楽かけて寝かせようかな」と良かれと思ってやりがちだけど、ガイドラインは睡眠目的での音楽使用にはかなり慎重なのだ。夜間に中途半端に音を流し続けると、かえって睡眠周期を乱したり、ICUの本来必要な静寂を妨げたりする懸念があるからだ。痛みの緩和には条件付きで推奨されているけれど、何でもかんでも音楽で解決できるわけじゃないという境界線を冷静に知っておく必要があるのだ。
限界点も知っておこう
ここまでポジティブな研究データとガイドラインの基準を見てきたけれど、臨床で安全に活用するためには研究の限界点も冷静に押さえておく必要があるのだ。
まず大前提として、音楽は鎮痛薬や鎮静薬の代わりにはならない 。
痛みのスコアが平均1点以上下がるとはいっても、痛みがゼロになるわけではないし、オピオイドや鎮静薬の使用量を劇的に減らせるかどうかについては研究によって結果が分かれているのだ。患者さんが痛がっているのに「音楽流してるから様子見よっか」なんて判断は絶対にNGで、適切な薬物療法を行った上で重ねる補完的アプローチだと考えるのが基本なのだ。

また、研究で使われている介入には、資格を持つ音楽療法士が患者の状態に合わせて生演奏や即興を行う「本格的な音楽療法」と、録音された楽曲をヘッドホンで再生する「音楽医学(音楽介入)」が混ざっているのだ。日本の一般病院で音楽療法士が常駐しているICUはごく稀なので、うちらが現場で実践できるのは後者の録音音源を届けるスタイルになるのだ。
そして一番気をつけたいのが、患者さんの好みに合わない音楽は、ただの騒音にしかならない という事実だ。
以前、良かれと思って「リラックスといえばクラシックっしょ!」とモーツァルトを流したところ、目を覚ましたおじいちゃんから「看護師さん、ワシ演歌しか聴かんのやけど…」と真顔で突っ込まれて秒で停止した苦い思い出が私にもあります。
自分が嫌いなジャンルの曲をICUのベッドで延々と聴かされるのは、癒やしどころかストレス以外の何物でもないですよね。
さらに先ほど確認した通り、PADISガイドラインでは夜間の睡眠目的での音楽介入は推奨されていないため、「夜勤帯で眠れない患者さんに一晩中音楽をかけっぱなしにする」といった使い方は避けるのが無難なのだ。
今後どうしていくべきなの?(手順・例外・判断基準)
では、日頃のICUやHCUの勤務の中で、安全かつ効果的に音楽を取り入れるには具体的にどう動けばいいのか。
現場で迷わず実践するための3つの判断基準を整理したのだ。

1. 本人や家族から普段聴いている好きな曲をリサーチする
まずは患者さん本人が普段どんな音楽を好んで聴いていたかを把握するのだ。
意識が清明なら「普段どんな曲が好きですか?」と直接聞けばいいし、挿管中や鎮静中なら面会に来たご家族に「お家で普段どんなアーティストやラジオを聴かれていましたか?」とリサーチしてみるのが一番確実なのだ。
好みのジャンルが全く分からない場合は、テンポが安定した(心拍数に近い1分間60〜80拍程度)穏やかなインストゥルメンタルやピアノ曲から試すのが安心なのだ。
ちなみに、自然音なら安心だろうと「小川のせせらぎ」を流した結果、尿道カテーテルが入っている患者さんの尿意が無駄に刺激されて「トイレに行きたい!」と訴えが増えてしまった先輩がいたので、水の流れる音には地味に注意が必要なのだ。
2. 1回20〜30分を目安にイヤホンやスピーカーを使い分ける
メタ分析のデータにもあった通り、痛みの緩和を期待するなら 20〜30分程度 の継続した時間がベストなのだ。10分未満の細切れでは十分な効果が出にくいのだ。
ICUの騒音を遮断するためには密閉型のヘッドホンやイヤホンが有利だけど、長時間の装着は耳介の皮膚トラブル(医療関連機器圧迫創傷:MDRPU)につながる。
1回のセッションが終わったら必ず外して耳の周りの皮膚状態を確認し、機器のアルコール清拭など感染対策を徹底するのだ。もし耳への接触を嫌がる場合や皮膚が脆弱な高齢者なら、ベッドサイドに小型スピーカーを置いて、患者さんの耳元だけに小さく届く音量(40〜50デシベル程度、静かな図書館レベル)で鳴らすのが現実的なのだ。

3. モニターアラームを消音しない&緊急時の停止ルールを決める
音楽に夢中になるあまり、人工呼吸器や生体情報モニターのアラーム音がスタッフに聞こえにくくなってしまっては本末転倒なのだ。
スピーカーを使う場合でも、アラーム設定音圧を下回る控えめな音量設定を徹底するのだ。
また、バイタルの急変や緊急処置が入ったときに誰でも1秒で音楽を停止できるよう、再生プレーヤーの定位置を統一し、チーム内で「〇〇さんに今から30分間音楽を流します」と声かけや申し送りで共有しておくのが安全管理の鉄則なのだ。
✔まとめ
個人的には、ICUの無機質で冷たい空間に患者さんの好きな音楽が流れるだけで、張り詰めていた空気感が少し和らぎ、ご家族との会話のきっかけにもなる温かいケアだと感じています。
鎮静薬や痛み止めを削るための道具にするのではなく、ICUのけたたましい騒音から患者さんの耳を守り、心と身体の緊張を20〜30分だけでもほぐしてあげる選択肢として、日々のケアに上手に組み込んでいきたいですね。
よくある質問
Q: ICUで音楽を流すと患者の不安や痛みは本当に軽くなるのか?
A. 成人ICU患者を対象としたメタ分析(Richard-Lalondeら 2020)によると、20〜30分の音楽介入で痛みのスコアが有意に低下(SMD: −0.66)し、10点満点の痛みスケールで平均1点以上軽減した。不安に関するメタ分析(Erbay Dalliら 2023)でも標準ケアと比べ不安が大幅に軽減した一方、耳栓などの遮音群とは差がつかず、ICU騒音の遮断効果も大きいことが示唆されている。また2026年のメタ分析(Wangら)ではせん妄リスクの半減(リスク比0.49)が報告されているが、国際ガイドライン(PADIS 2018)における推奨は処置時・非処置時の疼痛緩和に留まる。
Q: どんな音楽をどれくらいの時間流すのが一番効果的なの?
A. 研究データでは、患者さん本人が好むジャンルの音楽を 20〜30分間 ゆったり聴くアプローチが最も有効とされています。10分未満の短い時間では有意な疼痛軽減効果が得られにくいため、処置やケアの合間に落ち着いた時間を確保して実施するのが理想的です。好みが不明な場合は、心拍数に近い1分間60〜80拍程度の穏やかなテンポの楽曲が推奨されます。
Q: 夜眠れない患者さんに音楽を流して寝かせるのはアリ?
A. 国際的なPADISガイドライン(2018年)では、夜間の睡眠導入を目的とした音楽介入はエビデンスの質が非常に低く、使用しないよう条件付きで記載されています。夜間に音楽をかけ続けるとかえって自然な睡眠周期を妨げる懸念があるため、夜間は照明の減灯やアラーム音の適切な管理など、静寂な環境づくりを優先するのが安全です。
モニターのアラームや処置に追われるICUでは、痛みや不安を抱える患者さんを前に立ち止まる夜勤があります。せん妄の兆候を見ても、できることは鎮静薬の調整だけでしょうか。「音楽をかけてみたいけれど手順や根拠がぼんやりしている」「オルゴールを流せばいいのか」と迷う場面は少なくありません。
音楽療法の効果ややり方、エビデンスを手元で引き直すなら、高橋多喜子編著『初学者にも、ベテランにも役立つ音楽療法 効果・やり方・エビデンスを知る(第4版)』(金芳堂、2021年)が手頃です。
もちろん、読めば不安や痛みが和らぐわけではありません。音楽で鎮静が浅くなる保証もありません。最終判断は施設の手順、一次エビデンス、医師指示が最優先です。本は、ベッドサイドでの疑問を整理するための補助にとどまります。

参考文献
(1) Devlin, J. W., Skrobik, Y., Gélinas, C., Needham, D. M., Slooter, A. J. C., Pandharipande, P. P., Watson, P. L., Weinhouse, G. L., Nunnally, M. E., Rochwerg, B., Balas, M. C., van den Boogaard, M., Bosma, K. J., Brummel, N. E., Chanques, G., Denehy, L., Drouot, X., Fraser, G. L., Harris, J. E., … Alhazzani, W. (2018). Clinical Practice Guidelines for the Prevention and Management of Pain, Agitation/Sedation, Delirium, Immobility, and Sleep Disruption in Adult Patients in the ICU. Critical Care Medicine, 46(9), e825–e873. doi:10.1097/CCM.0000000000003299
(2) Richard-Lalonde, M., Gélinas, C., Boitor, M., Gosselin, E., Feeley, N., Cossette, S., & Chlan, L. L. (2020). Evaluation of the effect of music interventions on pain in the adult intensive care unit: A systematic review and meta-analysis. Journal of Pain and Symptom Management, 59(6), 1304–1319.e6. doi:10.1016/j.jpainsymman.2019.12.359
(3) Erbay Dalli, Ö., Bozkurt, G., & Yildirim, M. (2023). The effect of music intervention on anxiety in intensive care patients: A systematic review and meta-analysis. Journal of Clinical Nursing, 32(11-12), 2827–2845. doi:10.1111/jocn.16401
(4) Golino, A. J., Leone, R., Gollenberg, A., Christopher, C., Grazzi, D., & O’Toole, K. (2023). Receptive Music Therapy for Patients Receiving Mechanical Ventilation in the Intensive Care Unit. American Journal of Critical Care, 32(2), 109–115. doi:10.4037/ajcc2023499
(5) Wang, W., Yuan, Y., Wang, S., Wang, H., & Dai, K. (2026). Effects of music therapy on delirium, clinical outcomes, and psychological and sleep outcomes in adult ICU patients: A systematic review and meta-analysis. Frontiers in Medicine, 13. doi:10.3389/fmed.2026.1857001



