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「除光液どこだっけ!?」マニキュアをしたままパルスオキシメーターは測っていいのか?【2023年レビュー】

看護技術・看護関連
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「ちょっと待って、患者さん黒いネイルしてる!サチュレーション測れないから除光液持ってこなきゃ!」

救急外来や病棟で運ばれてきた患者さんの指先を見た瞬間、真っ黒なマニキュアやキラキラのジェルネイルが目に入って「詰んだ…」って焦ったこと、ありませんか?ナースステーションの引き出しをひっくり返してアセトンを探したり、除光液を浸した綿球片手にゴシゴシ擦ったり、現場でめっちゃ見かける光景ですよね。

でも、測る前に毎回そこまでしてマニキュアを落とさないと、本当にサチュレーションは測れないと思います?

これって🦐えび🦐あるの?論文を見ていきましょう!

マニキュアをしたままパルスオキシメーターは測っていいのか?

4コマ漫画:黒いネイルで数字が出ず除光液へ行く若手を、別指・横向きと毎回必須ではないと止めるねこ先輩

簡単なまとめ: 2023年の系統的レビューは、黒・青・茶・紫で平均のSpO2がわずかに下がるが、その差は臨床的に意味がないとしている。著者らは、測る前に毎回マニキュアを落とす必要はないと書いている。ただし黒いネイルでは、機種によって数字が出ないことがある。ジェルネイルでは、色によってわずかに高く出ることがあり、低酸素の見逃しを心配した報告がある。

出典: Aggarwalら 2023、Hinkelbeinら 2007、Yekら 2019、Desaluら 2013

毎回ネイルを落とすのが、本当に正しい手順なの?

「えっ、マニキュア塗ってたら絶対落としてから測れって先輩に教わったよ!?」って素朴に驚くナースは多いはず。良かれと思って除光液を探しにダッシュする気持ち、めっちゃ分かります。

2023年に発表された系統的レビューでは、2022年12月末までの文献から21報の研究を調べている。健康な人の指を対象にした研究が中心で、バイアスのリスクが低いと評価されたのは17報(81%)だった(1)。黒・青・茶・紫では、何も塗っていない素爪と比べて平均のSpO2がわずかに低かった。その一方で、緑・オレンジ・ピンク・赤・白・黄色では、統計的に明らかな差は見られなかった。研究チームの分析でも、たとえ統計上の差が出たとしても、パルスオキシメーターが機械としてもともと持っている±2%程度の測定誤差の内側にすっぽり収まっていて、臨床的に治療を変えるほどの意味はないと書いている(1)。うーむ、除光液を握りしめて病室とステーションを何往復もする前に、そのわずかなズレが本当にいまの酸素投与を変えるほどの差なのか、ちょっと立ち止まって考えてみてもよさそうですよね。

2024年の総説でも、この2023年のレビューを取り上げて同じ結論を支持している。色によっては平均値がほんの少し下がるし、機械によっては数字が出ないこともある。だけど、測定する前に毎回ルーチンでネイルを落とす必要はない、としている(2)。

ちなみに日本では、家庭用パルスオキシメーター向けに別のルールがある。2022年の電子情報技術産業協会(JEITA)による適正広告・表示ガイドラインでは、「マニキュア、付け爪、ジェルネイル等をつけている場合は、外して測ること」と広告に明記するよう求めている(3)。これは一般の方が自宅で安全に使うための注意書きであって、病棟や救急で看護師が脈波の波形を確認しながら判断する場面とは分けて考えるのが自然ですよね。

バイタルの測定って、教科書の基本手順通りにいかなくて迷う場面が本当に多い。たとえば側臥位で寝ている患者さんの体温を測るとき、上側の脇と下側の脇のどちらで測るべきかも現場で意見が分かれがちだ。側臥位の体温測定 の記事でも、現場のリアルな迷いを取り上げているので参考にしてみてほしい。

黒いネイルだと、数字はどれくらいズレる?

「でもさ、黒とか濃い色って光を通さないから絶対ヤバいっしょ?」って気になりますよね。

2007年の研究では、ICUで人工呼吸器をつけている重症の成人患者50人を対象に調べている。9色のマニキュアを塗り、動脈血を採血して本当の動脈血酸素飽和度(SaO2)とSpO2を比べた。その結果、黒いマニキュアを塗った指では、動脈血よりもSpO2が平均 1.6ポイント 低く出た(標準偏差 3.0)。紫は平均 1.2ポイント 低く、濃い青は平均 1.1ポイント 低かった。ほかの明るい色は 0.2〜0.9ポイント程度の差に留まっている。どの色であっても医療機器メーカーが公表している±2%以内の誤差に収まっていて、臨床上は問題にならないと結論づけている(4)。現場の感覚としても、普段の検温や見回りでSpO2が1〜2ポイント動いたからといって即座に酸素流量を触るわけじゃなくて、呼吸数や努力呼吸の有無、チアノーゼが出ていないかを先に見るナースがほとんどですよね。

じゃあ、もともと低酸素状態にある患者さんでも同じことが言えるのか? 2008年の研究では、高地にいる健康な成人5人を対象に、酸素飽和度をあえて平均91%前後まで下げた状態で測定している。9色を使って合計210組のデータを比較したところ、マニキュアを塗った指の平均は 91.4% 、塗っていない指は 91.2% だった。その差はわずか 0.2ポイントかぁ。95%信頼区間も −0.2 から 0.4 の間だった(5)。対象人数が5人と少ない点には注意が必要だけど、少なくとも「低酸素状態になったらネイルのせいで数値が崩壊する」とまでは言えないデータなんですよね。

ただ、数字がズレる話とは別に「そもそも機械が数値を読み取ってくれない」という別の問題がある。 2013年の研究では、ナイジェリアで世界保健機関(WHO)が推奨する「Lifebox」というパルスオキシメーターを使い、非喫煙者の成人50人で試している。透明、赤、アクリルネイルをつけた指では、50人全員(100%)で問題なく数値が表示された。ところが、黒いネイルではなんと 12% (50人中6人)しか測定値が表示されなかった。茶色でも表示されたのは 64% に留まった(6)。 ふーむ、黒いネイルで「サチュレーションが測れない!」となるのは、色のせいだけじゃなくて使っている測定機器のセンサー性能や相性も大きいんですよね。除光液を探して病棟を駆け回り、必死に擦ったのに爪が白くなっただけで結局プローブの当て方が甘かった、みたいな段取りの空回りは現場あるあるすぎて切なくなるところだ。

ジェルネイルは普通のマニキュアと何が違うの?

除光液でサッと拭けば落ちる普通のマニキュアと違って、専用のアセトンで巻いて時間を置かないとビクともしないジェルネイルは、現場で遭遇するとマジで手が止まりますよね。「これ、いま落とすの無理じゃね!?」って白目を剥きそうになるやつ。

2019年のシンガポールの研究では、健康な成人女性17人を対象に、ベースコート・カラー2層・トップコートの合計4層で本格的なジェルネイルを塗って検証している。10色を用意し、病院で広く使われているPhilips社製とMasimo社製の2つのパルスオキシメーターで測定した(7)。 すると、Masimo社製の機種では、水色のジェルでSpO2が平均 0.97ポイント 高く出た(標準偏差 0.96、p=0.001)。オレンジ色でも平均 0.76ポイント 高く出た(標準偏差 1.17、p=0.016)。 低く出るだけならまだ「酸素足りないかも」と警戒できるけれど、実際より高く表示されてしまうと、本当は低酸素なのに見逃してしまうリスクがある。研究チームもこの過大評価を心配している。

さらにPhilips社製の機種では、黒いジェルネイルの一致限界の幅が 17% まで広がってしまった。同じ人のピンクのジェルでは2%の幅に収まっていたのと比べると、機種と色の相性でここまで測定のばらつきが出るのはえぐい。全340回の測定のうち6回(1.8%)は、Philips社製の機種で数値がまったく表示されなかった(黒で1回、紫で2回、ピンクで3回)(7)。 まぁ著者らも「全体の平均的な差自体は2%未満で、臨床的には致命的なズレではない」としつつも、緊急手術や救急の場面ではネイルを外すか別の部位で測るべきだと指摘している。急変時や呼吸困難を訴えている患者さんに「ジェルネイルついてるけど誤差2%だからヨシ!」と安易に油断するのは危ないんですよね。

ところで、プローブを「横向き」に挟んでみたこと、ありますか? 2007年のICUの研究では、黒や濃い色のマニキュアを塗った患者さん10人を対象に、通常の位置と90度回転させて指の側面から挟む位置とで動脈血SaO2との誤差を調べている。動脈血との差の平均は 2.8ポイントから 1.3ポイント へと縮まったものの、10人という小さな規模だったので統計的な有意差までは出なかった。論文でも「90度回転させても測定誤差自体が完全に消えるわけではない」と結論づけている(4)。 一方で、2023年の系統的レビューでは、数値がうまく取れないときにいきなり除光液で落とそうとする前の回避策として、まずはプローブを爪の横から挟んでみる工夫を提案している(1)。 ただし2024年のHessの総説によると、通常位置と横向きを比べた3つの研究のうち、2つの研究では差がなく、1つの研究で不良表示が減ったものの統計的にも臨床的にも重要とは言えなかった、と慎重に論評されている(2)。除光液を探して大騒ぎする前に、まず指の横から挟んで波形が出るか試してみる価値はあるけれど、「横から挟めば万事解決!」と過信しすぎないバランスが現場的にはちょうどいいんですよね。

限界点も知っておこう

今回の研究データを現場に落とし込む前に、いくつか限界点も押さえておきたい。

集められた研究の多くは、若い健康なボランティアを対象にしていて、普段からSpO2がしっかり98〜99%出ている人たちだ。そのため、重度の呼吸不全でチアノーゼが出ている患者さんや、末梢循環不全で指先が氷のように冷たい人、ショック状態で血圧が下がっている人に、まったく同じ数字の幅が当てはまるかは分からない。ネイルのメーカーによって使われている顔料の配合も違うし、サロンによってジェルの厚塗り加減もバラバラだ。

また、黒いネイルで9割近く測定不能になったというデータは、WHOが発展途上国向けに推奨するLifeboxという単一の機種での結果だ(6)。他の研究ではそこまで極端なエラーは起きていないので、「黒いネイル=どんな機械でも測定不能」と一般化するのは早計と言える(1)。

さらに、ジェルの研究(17人)では動脈血ガス分析を直接採血して比較しているわけではない(7)。水色やオレンジで高く出るという注意点は頭に入れつつも、重篤な低酸素状態の患者さんでどれくらい危険な過大評価が起きるかは公式には未確認だ。

そしてもう一つ、ネイルの色とは別に、パルスオキシメーターが抱える測定精度の課題として「皮膚の色」がある。 2024年の系統的レビューでは、44の研究・少なくとも22万2644人・73万3722組のSpO2と動脈血データを分析している(8)。多くの研究において、メラニン色素の多い濃い皮膚色の患者さんで、動脈血の酸素飽和度を実際よりも高く見積もってしまう(過大評価する)リスクが報告されている。ただし、皮膚の色と測定値に関係が見られなかったとする研究も含まれていて結果のばらつきが大きく、一括してメタ解析ができるほど全研究で揃った所見ではない点も報告されている(8)。研究チームは過大評価が生じるリスク・懸念を指摘しており、ネイルのわずかなズレばかり気に取られてモニターの数字だけを信じ込み、患者さんの顔色や呼吸パターンの観察を疎かにしてしまうことこそが一番怖い落とし穴なんですよね。

今後どうしていくべきなの?

じゃあ、明日からの病棟や外来でネイルをした患者さんに遭遇したら、具体的にどう動くのがベストなのか。

まずは、自分の病院の看護手順やマニュアルでマニキュアがどう規定されているかを事前に確認しておく。パルスオキシメーターの添付文書にも「ネイルアート等で光の透過が妨げられる場合、正確に測定できないことがある」と注意喚起されていることが多いけれど、「すべての色で測定が禁止」と書かれているわけではない。

もし患者さんの呼吸が落ち着いていて、モニターの脈波がきれいに描出され、SpO2の数値が安定して出ているなら、ラウンド中に大慌てでネイルを全部剥がす必要はない。近年のレビューでも、そう結論づけられている(1)(2)。

逆に、「数値がピピッと点滅して出ない」「黒や濃紺の厚塗りジェルネイル」「患者さんが息苦しさを訴えている」といった状況なら、次のステップで素早く対応する:

  1. プローブを90度回転させて、指の横(側面)から挟んでみる
  2. 他の塗っていない指、あるいは耳たぶや足の親指などにプローブを付け替える
  3. それでも正確な波形や数値が得られない、あるいは全身状態が悪い場合は、アセトンや除光液で落とす

特にジェルネイルは普通の除光液では歯が立たないため、救急外来や病棟の処置カートに専用のアセトンリムーバーや削るファイルが常備されているか、事前に把握しておくと安心だ。

なお、在宅療養や退院指導で患者さんやご家族に家庭用パルスオキシメーターの使い方を説明する際は、JEITAのガイドライン通り「マニキュアやジェルネイルは外して測定してくださいね」と指導するのが正解だ(3)。医療従事者がリアルタイムで波形や全身状態をアセスメントできる病院内と、在宅でのセルフチェックは別物として整理しておこう。

※この記事は一般的な研究や文献の紹介であり、個別の診断や治療の指示ではありません。酸素投与や急変対応の判断は、各医療機関のプロトコルおよび担当医師の指示を最優先してください。

✔まとめ

✔ 2023年の系統的レビューでは、黒・青・茶・紫でSpO2がわずかに低下するものの、平均の差は±2%以内で臨床的に毎回落とす必要はないとされている (1)(2)

✔ ICUの重症患者50人の研究でも、黒いマニキュアと動脈血SaO2の差は平均1.6ポイントで、メーカー許容誤差の範囲内だった (4)

✔ ただし機種によっては黒いネイルで数値が表示されないエラーが起きる(Lifeboxでは黒の表示率が12%に低下) (6)

✔ ジェルネイルでは水色やオレンジでわずかに高く表示される報告があり、低酸素の見逃しに注意が必要 (7)

個人的には、除光液を探して病棟を走り回る前に、まずプローブを横向きに挟むか耳たぶを試す。だけど、黒いゴリゴリのジェルネイルで患者さんが肩呼吸しているような緊迫した場面なら、除光液を探している暇があったら秒で耳たぶにセンサーを貼ってドクターコールするのが一番安全だと思います!

よくある質問

Q. マニキュアをしたままパルスオキシメーターは測っていいのか?

A. 2023年の系統的レビューは、黒・青・茶・紫で平均のSpO2がわずかに下がるが、その差は臨床的に意味がないとしている。著者らは、測る前に毎回マニキュアを落とす必要はないと書いている。ただし黒いネイルでは、機種によって数字が出ないことがある。ジェルネイルでは、色によってわずかに高く出ることがあり、低酸素の見逃しを心配した報告がある。

Q. 黒いジェルネイルをしている患者さんは、必ず落とさないとダメですか?

A. 黒いネイルでは、機種によって測定値が表示されないことがある。測定不能になるか呼吸困難がある場合は、プローブを横向きに挟むか別の部位を試し、それでもダメなら除去する。脈波が安定して正確に拾えているなら、レビューでは毎回必ず落とす必要はないとしている。

Q. 自宅で測る家庭用パルスオキシメーターも、ネイルを塗ったままで大丈夫?

A. 日本の家庭向け広告ルール(JEITAガイドライン)では、マニキュアやジェルネイルを外して測ることが明記されている。在宅での指導はガイドラインに沿って落とすよう説明し、病院内で医療従事者が波形を確認しながら行う判断とは分けて考える。

記事では、マニキュアをつけたままパルスオキシメーターで測るときの誤差の話を整理しました。SpO2の意味や測定の見方を、病棟で短く押さえたいときに手元に置ける本として、『看護の学びなおし バイタルサイン』(白坂友美 著、照林社、2022年11月)を紹介します。

呼吸の章に経皮的酸素飽和度(SpO2)のチェック項目があり、数値の読み方や測定時のポイントを学びなおせます。マニキュアや機種差の論文の代わりではなく、施設手順と測定条件を確認する補助です。本は補助です。

4コマ漫画:看護の学びなおしバイタルサインで測る条件を確認するねこ先輩

参考文献

(1) Aggarwal, A. N., Agarwal, R., Dhooria, S., Prasad, K. T., Sehgal, I. S., & Muthu, V. (2023). Impact of fingernail polish on pulse oximetry measurements: A systematic review. Respiratory Care, 68(9), 1271–1280. https://doi.org/10.4187/respcare.10399

(2) Hess, D. R. (2024). Pulse oximetry: 2023 year in review. Respiratory Care, 69(8), 1033–1041. https://doi.org/10.4187/respcare.12023

(3) 一般社団法人電子情報技術産業協会 ヘルスケアインダストリ部会. (2022). パルスオキシメータの適正広告・表示ガイドライン(第1版). 厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課事務連絡(令和4年2月3日)別添. https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc6477&dataType=1

(4) Hinkelbein, J., Genzwuerker, H. V., Sogl, R., & Fiedler, F. (2007). Effect of nail polish on oxygen saturation determined by pulse oximetry in critically ill patients. Resuscitation, 72(1), 82–91. https://doi.org/10.1016/j.resuscitation.2006.06.024

(5) Yamamoto, L. G., Yamamoto, J. A., Yamamoto, J. B., Yamamoto, B. E., & Yamamoto, P. P. (2008). Nail polish does not significantly affect pulse oximetry measurements in mildly hypoxic subjects. Respiratory Care, 53(11), 1470–1474. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18957149/

(6) Desalu, I., Diakparomre, O. I., Salami, A. O., & Abiola, A. O. (2013). The effect of nail polish and acrylic nails on pulse oximetry reading using the Lifebox oximeter in Nigeria. Nigerian Postgraduate Medical Journal, 20(4), 331–335. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24675140/

(7) Yek, J. L. J., Abdullah, H. R., Goh, J. P. S., & Chan, Y. W. (2019). The effects of gel-based manicure on pulse oximetry. Singapore Medical Journal, 60(8), 432–435. https://doi.org/10.11622/smedj.2019031

(8) Martin, D., Johns, C., Sorrell, L., Healy, E., Phull, M., Olusanya, S., Peters, M., & Fabes, J. (2024). Effect of skin tone on the accuracy of the estimation of arterial oxygen saturation by pulse oximetry: A systematic review. British Journal of Anaesthesia, 132(5), 945–956. https://doi.org/10.1016/j.bja.2024.01.023

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