書籍:NP認定試験対策問題集

NP認定試験 対策 おすすめ本 診療看護師書籍紹介
NP認定試験 対策 おすすめ本 診療看護師
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今回はあまり情報の少ないNPの試験対策について紹介したい。

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診療看護師やNP学生の試験対策

診療看護師は看護の勉強ももちろんするのだが、それ以上に医学的知識を看護師の頃よりも求められます。

具体的には卒業時は研修医レベルの知識が備わっている様にとよく言われる。研修医と言っても医師であり、医師は難関の医学部入学を経て莫大な量の医学的知識を6年間で学び、医師国家試験は必修問題と一般問題に加え禁忌肢もあるようで難易度はかなり高い。

診療看護師は今の所”出来れば”研修医レベルを目指すといった所だと考える。
診療看護師の質を高めるにNP認定試験は、徐々に難易度はあがると思われる。(必修問題の追加や禁忌枝など)

研修医の知識レベルを目指す診療看護師試験対策に使うのは、主に医学教育コアカリキュラムを元に作られたCBT系の問題集と医師国家試験対策問題集である。
その中で管理人が現在使っている物も紹介していきたい。

 

医学教育コアカリキュラムとは

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まず医学教育コアカリキュラムとは何か?CBTとは何か?という事であるがこの図を見て頂きたい。
これは文部科学省の医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年度改訂版)、歯学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年度改訂版)の公表についてから引用してきた画像である。

医学教育コアカリキュラムとは多様なニーズに対応できる医師の養成を目標に医学生が卒業時までに身に付けておくべき、必須の実践的診療能力(知識・技能・態度)を、「ねらい」と「学修目標」として明確化したものである。

医学生の学修時間数の3分の2程度を目安としたもの、 「医師として求められる基本的な資質と能力」として、ミニマム・エッセンスである項目を記載し医学部教育の指針のようなもので医師としての態度や求められる医学知識を大まかに示したもである。

その中にCBTやOSCEも含まれる

CBTとは

CBTとは、Computer Based Testingの略称。 コンピューターを利用した試験の総称を指す。つまり本来はPCなどで受ける試験であるが、その中の医学部のCBT試験をCBTとNP学生は省略している。

CBTなので医学部の臨床実習開始前の共用試験の一つで知識を問うものがCBTである。
上の画像ではCBTは知識と書いてあり、マーク系のテストとなる。※実際の医学部ではコンピューターで行う。

多くの医大では4年生の時に受けるようなので、医学部4年生時くらいの知識という事である。我々診療看護師も試験の回数などの違いはあるけれど、CBTを元にしたペーパーテストが実習前に必ず課されていると考える。

これに合格しないと実習に参加できない。実際に大学院によっては留年する人もいる。

また、最近の傾向として、診療看護師の状況に合わせた問題も増えてきているため、いつかはこれだけで勉強が追い付かないかもしれない。

だが実習前はとりあえずクエスチョンバンク(QB)等、以下に紹介している書籍を中心に勉強した。解説が細かく、病気が見えると連動しているためQBは効率的な勉強ができる印象である。

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おすすめCBTの参考書

※先輩からお下がりが貰える事もあるので購入は慎重になるべきである。

というかクエスチョンバンクの内容は1~2年ではあまり変化はない。そして診療看護師の問題で最新の医師国家試験に出そうな問題が出る可能性は低いと考えられるのだ。(※NPに関する最新問題は出るよ!)

学生はなにかと貧乏ですしね、、、。

人が触ったり、書き込みがあるのが苦手な人は新書が良いでしょう。

ちなみにCBTは2020年版より書籍版を廃止し、オンライン版である「QBオンラインCBT版」のみの販売となったようだ。まだ2019年版でも良いと思うがこの際オンライン版を使うのもありかも


既に今年のクエッションバンクから出ているので、こちらをとりあえず勉強しとく。もちろんこれだけではなく日々の講義の中での知識やその他の学習も必須である。

具体的にはNo2とNo3の臨床問題を中心に解くと良いと思われるがNo1も基礎医学的な内容を含み大切な所であるので、No1もしっかり解くべきである。No5も総仕上げといった感じ。まぁ実習前試験の時は全ての問題集を3回は繰り返せば問題無かった。

また、別な会社でコアカリというCBTの問題集もあるのでこちらもお勧めする。問題数が圧倒的に多い代わりに、解説はあっさりな印象である。クエッションバンクを終えたらこちらでやるのも良いかもしれない

※2020年頃にコアカリも本は中止したようだ。時代の流れですかね

実際自分の目で確かめ、どの問題集が良いかを検討する事をお勧めする。学校の図書館に行けばあるはずである。
また必ずしも最新の書籍を購入する必要はないと考える。試験に出るような重要な所は例年ほぼ出題され説明がなされているし、大きな変更はない。また医学部ほどの試験の難易度でもないため、オンライン登録などしてしっかり対策する必要もないと私は思っている。2~4年前のCBT(古すぎるのは流石にまずいかも)でも良いのでしっかり理解できるまで繰り返し解くことが一番の近道だと思う(ここら辺はそれぞれの勉強スタイルがあるだろうけれど、、)

次にNP試験に向けての医師国家試験対策について、別なページで説明しようと思う。↓

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