大学院で診療看護師になる為に勉強しているがその参考書などを紹介していく。
フィジカルアセスメント関連でお世話になっているのが
診察と手技がみえる
診察と手技が見えるである。
これは内容が簡便でありそしてよくまとまっている。
元々は医師や医学生向けの本であるが今や診療看護師も必須であろう。
診察技法に関する一連の方法,Head to toeの診察の仕方が要点を抑えて載っている。看護師ではあまり行わないであろう、心雑音や腹部診察についても事細かに記載してあり看護師にも当然お勧めの1冊である。
診療看護師にはOSCEという医学部や薬学部で行われている試験がある。
診療看護師大学院では模擬患者(役者)を診察し病態を推論するという流れであるが大いに役立つ1冊である。たぶんNPの人は殆ど持っているだろうけど。
加えてこちらも非常に参考になる。
マクギーの身体診断学
身体診察のエビデンス集だと考える。良書。
元々はEvidence-Based Physical Diagnosis 第2版の日本語訳である。診療看護師もであるが、看護師にもお勧めの一冊である。自分の行っているフィジカルイグザミネーションはどの程度検査後確率に影響を与えるのか調べるとかなり面白い。
現在最新版はこちらである。ちなみにネットで探せば古い英語版は無料でダウンロード出来る。
興味がある人は検索してみると良いだろう。少し尤度比が変わっていたりするのも、毎回研究結果をアップデートさせ進化している証だと思う。
べイツ診察法
また、海外のナースプラクティショナーの指導にも用いられるものであり、医師も利用率が高い。
詳細な身体診察の方法や手順、記録の記載法なども載っている。また、海外版の翻訳に当たり日本の看護師も携わっている。
看護師にももちろんお勧めの一冊である。
こちらもとても分かりやすくエビデンスに沿った書籍である。おすすめ